木の癒し効果 と 11月最終週~12月第1週目 スタッフ予定

木造住宅の主要材である『木』の癒し効果について少しだけ書きます。
木は目に優しい
夏場などは、強い紫外線を防ぐためにサングラスをかけたりしますが、木は人体に有害な紫外線を吸収します。
人間の目には反射率50%~60%が最も心地よいとされ、杉や檜の反射率はちょうど50%~60%です。
逆に、人が暖かさを感じる赤外線を多く反射し、私たちが心地イイと感じる環境を作り出してくれます。
表面にミクロ単位の細かい凹凸があり、これにより光が散乱して反射が弱められるため、目にやさしく、また、やわらかな光沢と質感を生み出すとされています。
断面拡大図
木が反射する光は眩しすぎず、目に優しく、近年では鉄筋コンクリート造より、木造校舎に通う生徒のほうが近視になりにくい という効果も報告されています。
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良質な音を作り出す
木は耳障りな音を吸収する性質があるため、木造の建物の中では話し声や物音が心地よく聞こえます
低温から高音まで吸収、反射し、残響音も短すぎず長すぎないため、静かで自然な空間として感じる事が出来るのです。
それに比べてコンクリートはほとんど音を吸収せず、音が反射して耳障りな音が長く室内にこもりがちです。
優れた音響効果を必要とするコンサートホールなども、ほとんどの施設で木が使われています。
奥志賀高原ホテル内『森の音楽堂』
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八ヶ岳高原音楽堂
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木は人にやさしい
『休む』という字は『人』が『木』に寄り添うと書きます。
近年の報告では『木造校舎は鉄筋コンクリート造の校舎に比べ学級閉鎖の割合が約1/2である』という調査結果もあり、木造校舎の学校ではインフルエンザによる学級閉鎖も少ないとされています。
授業中の疲労の学年変動
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インフルエンザによる学校閉鎖割合
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何回かに分けて『木の特徴』について書いてきましたが、林野庁HPでも紹介されています。
林野庁HPへ
調湿、安全性、目にやさしい、健康効果、など取り上げられていますのでご覧ください。
それでは、11月最終週~12月第1週目 スタッフ予定です。
11月 30日(月) - sugi + AM不在 
12月  1日(火) - 
     2日(水) - NAOTO 終日不在
     3日(木) -
     4日(金) -
     5日(土) - sugi + saka-E + kaorin 終日不在
     6日(日) - OPEN
私も引っ越して2か月が経ちました。
私の家のリビングの様子
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フローリング
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フローリングは無垢のパイン材です。
比較的柔らかい材質なので、素足で歩いてもヒヤッとしませんし、温かみを感じます。
質感も柔らかく、台所に立っていてもさほど疲れを感じません。
先日、鯛をサバいたのですが、疲労感より達成感のほうが大きかったです。
鱗を取るだけで軽く30分以上も掛かりました。
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天然素材の『木』の癒し効果のおかげでしょうか…。アパート生活に比べて、ぐっすりと眠れている気がします。
上越支店 伊藤 直人