偶然通りかかった道でつい立ち止まったこの場所。
気づけば遠くを眺め深呼吸していた。
広がる風景に惹かれ、この場所を新しい地元にしようと決めた。
自然と溶け込む、この場所に似合う家も、見つけた。
カエルの声や耕運機の音、通学する子供たちの笑い声だって
「今日もいい日だ」と、のどかに感じられるだろう。
楽しくて笑い転げた日も、落ち込んで泣きたくなった日も…
帰ってきたら肩の力を抜いてゆっくり過ごそう。
今日はどんな日だったか寝転がって話をしようか。
疲れてそのまま寝ちゃうこともあるだろうな。
きっとそれも家族の幸せな時間。
生まれ育った地元を感じられる「もの」に囲まれて暮らす。
いつかこの子にも思い出と一緒に教えてあげよう。
青空に映える山、ゆっくりと流れる雲、四季を教えてくれる田園。
満天の星空には何を願おう。