鈴木旅館

鈴木旅館
鈴木旅館
鈴木旅館
鈴木旅館
鈴木旅館
鈴木旅館
鈴木旅館
鈴木旅館
鈴木旅館
鈴木旅館

歴史を受け継ぎ、まちへひらく複合型旅館

新潟県上越市・高田のまちなかで、長く旅人や商人を迎えてきた「鈴木旅館」。
江戸時代に仕出し屋として始まり、明治以降は旅館として親しまれてきたといわれる、120年以上の歴史を持つ建物です。2015年に一度その歴史に幕を下ろしましたが、先代女将の想いと建物の記憶を受け継ぎ、2026年5月30日、宿泊施設・コワーキングスペース・観光案内機能を備えた複合型旅館として新たな一歩を踏み出しました。
カネタ建設は、このリノベーション工事の施工を担当させていただきました。

高田の町屋らしさを、次の時代へ

建物は、間口に対して奥行きが深い「高田の町屋」ならではの造り。
館内には、長い年月を重ねてきた柱や梁、建具、畳敷きの客室など、かつての鈴木旅館の面影が随所に残されています。
今回のリノベーションでは、そうした歴史ある建物の趣を活かしながら、宿泊施設として再び人を迎え、さらに「働く」「交流する」「まちを知る」といった新しい役割を担う空間へと整備されました。
全8室の客室は、昭和の面影を感じさせる畳敷きの空間。既存の建物が持つ雰囲気を大切にしながら、これからも長く使い続けられる場所へと生まれ変わっています。

歴史ある空間に、新しい「働く場所」を

館内には宿泊スペースだけでなく、コワーキングスペースも設けられています。
町屋の木のぬくもりや、歴史を刻んできた柱や梁に囲まれた空間の中に、フリーアドレス席や個室ブース、ミーティングルームなどを整備。
昔ながらの建物の中に現代の働き方を受け入れる機能が加わり、旅先で仕事をする人や地域で働く人など、さまざまな人が利用できる場所となりました。

「泊まる場所」から、まちとつながる場所へ

新しく生まれ変わった鈴木旅館が掲げるコンセプトは、「街に出ることで完成する宿泊体験」
旅館の中だけで滞在が完結するのではなく、暖簾をくぐって高田のまちへ出て、雁木の風景や地域の食、文化、人との出会いを楽しむ。その入口となる「まちのゲート」としての役割も担っています。
宿泊する人、仕事をする人、地域を訪れた人、そして地域で暮らす人。
120年以上にわたり人を迎えてきた場所が、これからはさまざまな人と高田のまちをつなぐ、新たな交流と情報発信の拠点として歴史を紡いでいきます。
カネタ建設も施工という立場から、歴史ある建物の新たなスタートに携わらせていただきました。

 

施設名:鈴木旅館
所在地:新潟県上越市仲町3-1-7
用途:複合型旅館(宿泊施設・コワーキングスペース・観光案内)
グランドオープン:2026年5月30日
ウェブページ
インスタグラム

企画・運営:株式会社イノベーションパートナーズ
設計
株式会社オンデザインパートナーズ
施工株式会社カネタ建設