kinoie上越モデルハウス塩屋新田の家
土間のある暮らし
住まいはコンパクトですが、玄関土間は広々と確保しました。また、この土間を介して、玄関ホール~リビング~庭~離れスペースにアクセスできます。
この家の土間に使用されているのは大谷石(おおやいし)と呼ばれる石材。大谷石は柔らかく加工がしやすいことから、古くから外壁や土蔵などの建材として使用されてきました。また、その耐火性・蓄熱性の高さからパン釜やピザ釜等、石釜の構造材として用いられる素材です。この何とも言えない独特の風合いが特徴で、木の家との相性も抜群です。かつて近代建築の三大巨匠の一人、フランク・ロイド・ライトが帝国ホテルの設計で採用したことでも有名です。
想像以上の機能スペース~「離れ」
「塩屋新田の家」には、美しい外観シェイプ、糸魚川産杉のファサードなど、ご来場いただいた多くのお客様が‟唸る”ポイントがいくつかあるのですが、この「離れ」もその一つ。このスペースに足を踏み入れた途端、かなり高い確率で「うわぁ!いいなぁ!」という歓声が上がります。
このスペースの使い勝手は変幻自在。3坪弱の小さなスペースにも関わらず、想像以上に利便性が高く、趣味部屋としてアウトドア用品、DIY、バイク関連、その他クラフト系などなど、離れだからこそ集中し、楽しめる空間が実現できあらゆる使用シーンに絶大な威力を発揮します。
漆喰と地元糸魚川産杉板を使用したキノイエオリジナル外壁
キノイエの外装に使用されている木板は、地元上越地域の糸魚川産の杉板を使用しています。
何十年経っても飽きのこないデザイン、かつどこにもない独特の美しさを・・・そんな思いから、設計段階で何度も何度も試行錯誤を繰り返し、材料の幅と隙間の幅を導き出しました。製作にあたっては、地元の製材屋さんも共感していただき、職人さん自らの目で吟味した美しい木目の幅材のみを厳選しています。このサイズの幅材はキノイエのためだけにしか出荷しないキノイエ・オリジナルデザインです。
また、塗膜のカラーは、住まいのテーマによってオリジナルで2種類の色を調合してつくります。暮らす場所、住まい手、そして時間の経過によってその表情は少しずつ変化していきます。そして、外装で杉板を張る部分は基本的に手の届く場所に限定しており、後々のメンテナンスのしやすさを念頭に入れてデザインしています。
- 延床面積
117.45㎡(35.50坪)
- 敷地面積
263.06㎡(79.60坪)
- 構造
木造2階建て
- 施工エリア
上越市